遠藤大使による「焼締-土の変容」展オープニング・イベントへの出席

令和6年7月4日
  


7月3日、遠藤大使は、「焼締-土の変容」展のオープニング・イベントに出席し、挨拶を述べました。同展示会は、国際交流基金マニラ日本文化センターがボニファシオ・グローバル・シティのメトロポリタン美術館と共同で開催するものです。オープニング・イベントには、国家文化芸術委員会のビクトリノ・マナロ委員長、国際交流基金マニラ日本文化センターの鈴木勉所長、遠藤明子大使夫人も出席しました。


 
  


「焼締―土の変容」展は、12世紀以来、日本で発展してきた伝統芸術である焼締に焦点を当てたものです。焼締は、強い熱のもとで粘土を成形し、精巧な陶磁器を生み出すものです。

遠藤大使は、オープニング・イベントのスピーチにおいて、 「日本文化の一部である焼締の巡回展は、文化外交と鑑賞の道を切り開くために重要です。多くのフィリピン人が焼締の魅力的な文化を楽しみ、その歴史、そして焼締を守り続けてきた職人たちのたゆまぬ努力への理解を深めてくれることを願っています。」と述べました。
 
同展は7月4日から31日まで、メトロポリタン美術館の2階北ギャラリーで開催されています。また、8月からはイロイロ現代美術館(ILOMOCA)でも開催されます。展覧会の入場料は無料です。