円借款によるプラリデルバイパス拡幅事業が完了

令和6年10月11日

10月10日、ブラカン州において日本の円借款による幹線道路バイパス建設事業(プラリデルバイパス)フェーズ3の完工式が開催され、公共事業道路省(DPWH)マヌエル・ボノアン大臣らと共に当館木下覚人二等書記官が出席しました。

本事業は、フィリピンを南北に貫く日比友好道路のうち、最も渋滞の激しい区間の一つを対象にバイパス道路(ブラカン州Balagtas~San Rafael)を整備するもので、フェーズ1と2により2車線の道路を整備し、フェーズ3により4車線化(延べ22.46km)を行うものです。

 

フェーズ3の全4工区(CP)の内、CP3(2021年完成)、CP4(2023年完成)に加え、今回CP1及びCP2が完成し、2004年より事業を進めてきたプラリデルバイパス整備に関する全事業が完了しました。

本事業の完了により、渋滞が緩和され、マニラ首都圏および首都圏北部近郊地域の経済社会開発へ寄与することが期待されます