南シナ海に関するマニラ・ダイアログ2024への遠藤大使及び彼末海上保安庁海上保安監の出席

令和6年11月8日
 

2024年11月6日から8日にかけて、遠藤大使及び彼末海上保安庁海上保安監は「南シナ海に関するマニラ・ダイアログ2024」にパネリストとして参加しました。

 

彼末海上保安監は、7日、「海の法の支配の番人たる海上保安機関」と題するセッションにガバン・フィリピン沿岸警備隊長官等と出席し、海上保安機関は、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序の維持・強化にとって重要な位置付けである旨述べつつ、各国海上保安機関の役割について議論しました。

また、遠藤大使は、8日、「南シナ海の平和と安定―国際社会の利害」と題するセッションに出席し、米・豪州・加・独大使とともに、各国の南シナ海における法の支配の強化に向けた取組みについて議論しました。遠藤大使は、南シナ海は資源やエネルギーの多くを海上輸送に依存する日本にとって重要なシーレーンであると述べ、南シナ海を利用するステークホルダーである日本にとって南シナ海を巡る問題は重要な関心事項であると述べました。また、遠藤大使は日比安全保障・防衛協力を紹介するとともに、法の支配に基づく国際秩序を維持・強化するため、日比二国間のみならず、米・豪州を始めとした同盟国や同志国、ASEAN各国との連携を強化する旨述べました。