令和6年度天皇誕生日祝賀レセプションの開催

令和7年2月21日
 

2月20日、遠藤和也大使は、天皇陛下の65歳の誕生日を祝う恒例の祝賀レセプションをグランド・ハイアット・マニラで開催しました。天皇誕生日を記念して、エレン・B・デ・ラ・ベガ・フィリピン外務次官も挨拶を行いました。また、レセプションには、フランシス・エスクデロ上院議長、フェルディナンド・マーティン・ロムアルデス下院議長、アレクサンダー・ヘスムンド最高裁長官、チャールズ・ブラウン外交団長を始めとする要人らも出席しました。
 

遠藤大使はスピーチの中で、日本とフィリピンの関係は、これまでに育まれた友好関係と戦略的パートナーシップに支えられ、「黄金時代」を迎えていると強調しました。また、日本とフィリピンは、同志国として、安全保障、経済、人的交流を含む様々な分野での協力を更に強化してきたと述べました。さらに、遠藤大使は、歴史的な部隊間協力円滑化協定(RAA)への署名、日本による政府安全保障能力強化支援(OSA)の着実な実施、そして最近の岩屋毅外務大臣のフィリピン訪問など、重要なマイルストーンについて振り返りました。
 

遠藤大使はまた、マニラ首都圏地下鉄、南北通勤鉄道、ダバオ・バイパスを含む主要なインフラ事業への日本の取組を強調し、日・フィリピン経済協力の強化に対する日本のコミットメントを強調しました。また、遠藤大使は、両国の経済関係の深化に関連し、2025年大阪・関西万博について、フィリピン・パビリオンの参加を歓迎しつつ、意義深いイベントであると述べました。レセプション会場には、万博の公式キャラクターであるミャクミャクも姿を見せました。
 

レセプションにおけるプログラムの冒頭では、京都祇園東歌舞会による日本舞踊「松づくし」が披露されました。この舞踊は、伝統的に儀式の際に披露されてきたものであり、その優雅な動きと芸術的な表現を通して日本の豊かな文化遺産が招待客に紹介されました。また、サント・ドミンゴ男声合唱団による日本とフィリピンの国歌斉唱が披露されました。さらに、レセプションでは、生け花や盆栽などの日本文化も紹介されました。


また、レセプション会場には日本の企業や団体による32のブースが設けられ、様々な日本製品・サービスが紹介されたほか、新鮮な日本産海産物や日本酒類等のグルメが並び、イベントのムードを更に盛り上げました。
 
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