JICA海外協力隊による遠藤大使への表敬

令和7年6月5日


2025年6月4日、遠藤大使は新たに着任した5名および任務を終えて日本に帰国する3名のJICA海外協力隊員の表敬を受けました。任務を終了した隊員は、約2年の期間、農業や防災、マーケティングの分野で、配属地域において活躍しました。新隊員の方々は、今後フィリピンの各地で農業や観光、防災、コミュニティ開発の分野で活動する予定です。 



(注)JICAボランティア事業(JICA海外協力隊)https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/shimin/seinen.html 

JICAボランティア事業(JICA海外協力隊)は、我が国のODAにより,独立行政法人国際協力機構(JICA)が実施する事業です。開発途上国や日系社会からの要請(ニーズ)に基づき、それに見合った技術・知識・経験を持ち,それらを開発途上国の人々のために生かしたいと望む我が国一般国民を広く募集し、選考、訓練を経て派遣する国民参加型事業です。本事業は「開発途上国の経済・社会の発展・復興への寄与」、「異文化社会における相互理解の深化と共生」及び「ボランティア経験の社会還元」を主な目的としています。 

 2016年7月には、これまでのアジア地域の経済と社会の発展への貢献が認められ,「アジアのノーベル賞」とも呼ばれるフィリピンの「ラモン・マグサイサイ賞」(Ramon Magsaysay Award)を日本の団体として初めて受賞しました。また、外交の現場では、隊員の活動について、派遣国の首脳,閣僚等から高い評価と感謝が表明されることもあります。