フィリピン共和国中部における地震被害に対する緊急援助物資の引き渡し

令和7年10月14日

2025年10月14日、我が国政府は、国際協力機構(JICA)を通じて供与することとなった、セブ州で発生したマグニチュード6.9の地震による被害に対する緊急援助物資について、フィリピン共和国への引き渡し式を行いました。

遠藤大使は、パメラ・バリクアトロ・セブ州知事、シャリーン・マリーン・ルセーロ社会福祉開発省第7地域事務所第4ディレクター、JICAフィリピン事務所馬場所長らとともにセブ市で開催された緊急援助物資の引き渡し式に出席しました。我が国は、フィリピン政府が実施中の救援活動を支援するため、テント、毛布、プラスチックシート、スリーピングパッド、ポリタンク、浄水器を供与しました。

遠藤大使は挨拶の中で、「この困難な時期、特にセブ島だけでなくバギオやダバオでも多くの地震が発生している現状において、フィリピン国民が被っている苦難を日本も共に分かち合っている。私たちは皆一つであり、可能な限りあらゆる場所、あらゆる方法で支援を提供したいと願っている」と述べました。

我が国は、長年にわたるフィリピンの戦略的パートナーとして、2013年の台風ヨランダ、2021年の台風オデット、2022年のルソン島北部地震、2023年のミンドロ島油流出事故など、数多くの災害に対して緊急援助を行っています。
 
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Remarks of Ambassador ENDO Kazuya at the Arrival and Turnover Ceremony of Disaster Relief Assistance from the Government of Japan to the Philippines