ミンダナオ持続的農地改革・農業開発事業完工式典
令和3年9月7日
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完工式 | ポストハーベスト施設の建設 |
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アグリビジネスの開発・管理に向けた職業訓練の実施 | 給水施設の造成 |
9月2日、南コタバト州ジェネラル・サントス市において、フィリピン共和国に対する円借款「ミンダナオ持続的農地改革・農業開発事業(Mindanao Sustainable Agrarian and Agriculture Development Project:MinSAAD)」の完工式が開催され、フィリピン共和国から被供与団体である農地改革省(Department of Agrarian Reform)からカストリシオネス農地改革大臣、ミンダナオ開発庁よりロペス次官、関係市長等が出席し、日本からは当館より越川大使、JICAフィリピン事務所より小豆澤所長がオンラインで出席しました。
本事業では、2012年から2020年にかけて日本政府から農業改革省へ60億6300万円の借款を供与し、小規模農家の生産性及び収入向上を目的として、ミンダナオの12地区において、市場へのアクセス道路、橋、灌漑施設、生活用水配水設備等の造成及び農家の能力向上訓練を実施し、2020年12月に完了しました。6万9000人以上の農家が本事業の受益者となり、今後、本事業の受益地域が小規模農家の自立及び持続的な農村振興のモデルになることを期待されます。