越川大使、パラワンを訪問

令和4年9月8日

2022年8月26日、パラワン州プエルト・プリンセサ市において、戦後77年経って設立されたパラワン日系人会を支援されたエドワード・ハゲドーン下院議員主催の歓迎会が開催され、越川大使が出席しました。同会にはイネス山之内マリャリ・フィリピン日系人会連合会長、マーガレッテ・ルムアン・パラワン日系人会長、猪俣フィリピン日系人リーガル・サポートセンター(PNLSC)代表理事、マリア・エルミナ・バルデアビリァ・ガリャルドUNHCRフィリピン事務所長、ホセ・シム・ズニエガPNLSC法律顧問弁護士ほか50名程度の日系人が出席しました。
 

本歓迎会では、パラワン島ならではのフィリピン料理とともに、パラワンの伝統的な舞踊が披露されました。
 
大使からハゲドーン議員には、心のこもったおもてなしに加え、日系人問題への理解とパラワン日系人会設立への支援に対する感謝をお伝えしました。
 

翌27日、同プエルト・プリンセサ市において、パラワン日系人会の第一回総会(100名程度の日系人が出席)及びセミナーが開催され、当館から越川大使が出席しました。
 
 

総会では越川大使から、今後、日系人が日本とフィリピンのさらなる架け橋となることを確信しており、そのためにも日本政府は関係当局とともに無国籍となっている日系人の国籍取得のために取り組んでいくと発言しました。

なお、同総会ではマーガレッテ氏から歓迎の挨拶、イネス・マリャリ氏から日本人のアイデンティティーと社会貢献、猪俣氏から日系人の本人確認、マリア氏からUNHCRの協力、ズニエガ氏から日系人子孫の就籍について、それぞれ説明が行われました。