カーター元フィリピン柔道連盟会長及びズニエガ弁護士への叙勲伝達式
令和5年4月24日




4月21日,大使公邸において、デビッド・カーター元フィリピン柔道連盟会長への旭日双光章及びホスエ・シム・ズニエガ弁護士への旭日単光章の叙勲伝達式が行われ,越川大使から勲章が授与されました。


デビッド・カーター氏は、フィリピンにおける柔道の振興と発展において重要な役割を果たしました。同氏は日本の講道館のメンバーで、2001年から国際交流基金のスポーツ・フェローを務めています。さらに、アジア柔道連盟のスポーツ・ディレクターとして,また国際柔道連盟のメンバーとしても活動を続けています。同氏の柔道への献身は、特にスポーツ協力の分野において、日・フィリピン関係の深化と拡大の道を開きました。カーター氏はこのようなフィリピンにおける柔道の普及及び日本・フィリピン間の友好親善に貢献してきた功績により叙勲されました。


ホスエ・シム・ズニエガ氏は、認定特定非営利活動法人フィリピン日系人リーガルサポートセンター(PNLSC)マニラ事務所法律顧問として、2008年から3,800人以上のフィリピン日系人の情報収集を行い、そのうち約1,500人の日本国籍回復を始めとする地位向上及び日本とフィリピンの相互理解促進に尽力されてきました。また、PNLSCでのご活動に加え、長年にわたり、在フィリピン日系企業や在留邦人の円滑な活動にも寄与されてきました。ズニエガ氏は、このようなフィリピンにおける日系人の福祉向上に貢献してきた功績により叙勲されました。