花田公使兼総領事の「レイテ湾上陸79年記念式典」出席

令和5年10月26日
 10月20日、花田公使兼総領事は、レイテ州パロ市にあるマッカーサー上陸記念公園で開催された「レイテ湾上陸79周年記念式典」に出席し、スピーチを行いました。本式典には、比政府関係者、退役軍人団体関係者、日米豪の大使館関係者等が出席しました。
 
 
Photo Credit: Municipality Government of Palo and Provincial Government of Leyte
 
 花田公使兼総領事は、本式典におけるスピーチの中で、フィリピンにおいて第二次世界大戦の犠牲となった全ての方々に深い哀悼の意を表明するとともに、今日の平和と安全に多大な貢献を果たしてこられた退役軍人を含む全ての方々に敬意を表明しました。その上で、我が国が第二次大戦後、深い反省の上に立って、再び戦争の惨禍が繰り返されぬよう平和を願い、法に基づく国際秩序を守ることを決意したことに触れ、また、戦後約80年を経て日比両国が最も親しい友人となったことや、我が国がフィリピン及びレイテ州の発展に貢献してきたことに言及するとともに、「日本は危機の時も繁栄の時も、最も信頼できるパートナーである」とのマルコス大統領の言葉を引用し、日比・日比米豪関係を一層高みに引き上げることを心から望んでいる旨述べました。
 そして、ウクライナ情勢やイスラエル・パレスチナ情勢、さらにインド太平洋地域の複雑な安全保障環境を含め国際的な安全保障環境が厳しさを増す中、インド太平洋地域の平和と安定を維持するという共通の目標を有し、相互に信頼するパートナーである比米豪と緊密に連携していく旨述べました。
 

Photo Credit: Municipality Government of Palo and Provincial Government of Leyte