JICA-KOICA-USAIDによるバンサモロ・ムスリム・ミンダナオ自治地域(BARMM)における保健事業での連携に関するMOC(Memorandum of Cooperation)署名式の開催
令和6年9月27日



2024年9月27日、遠藤和也大使はマニラにて、JICA-KOICA-USAIDによるバンサモロ・ムスリム・ミンダナオ自治地域(BARMM)における保健事業での連携に関するMOC(Memorandum of Cooperation)署名式に出席しました。
署名式では、坂本威午JICAフィリピン事務所長、キム・ウンスプKOICAフィリピン事務所長、ライアン・ウォッシュバーンUSAIDフィリピン事務所長が、今後のBARMM地域で実施するそれぞれの保健事業の相乗効果を図り、連携していく旨を示したMOCに署名しました。同署名式には、テオドロ・ヘルボサ保健大臣、カディール・シノリンディンBARMM保健大臣、メアリーケイ・カールソン同米国大使、サン・ソンマン同韓国公使およびキム・ドン・ホーKOICA副代表も出席しました。
遠藤大使はスピーチにおいて、BARMM地域の保健事業における三カ国連携の重要性に触れ、日本は長年、同地域の人間安全保障や平和構築に尽力してきおり、保健事業においても、コミュニティの方々が利用可能な保健システムの構築を推進していくこと、その中でも紛争の影響を受けやすい母子保健、特に周産期の保健サービスの強化を支援していく旨述べました。