遠藤大使によるパリ・オリンピック金メダリスト、カルロス・ユーロ選手の祝賀夕食会
令和6年10月2日

2024年10月1日、遠藤大使は大使公邸において、フィリピン体操界の英雄、カルロス・ユーロ選手がパリ・オリンピックにおいて金メダリスト(体操競技のゆか及び跳馬)を獲得したことを祝し、夕食会を開催しました。
この夕食会には、フィリピン体操協会(GAP)のシンシア・キャリオン会長、フィリピン上院スポーツ委員会に所属するジョセフ・ヴィクター・エヘルシト議員、フィリピン下院青少年・スポーツ開発委員会に所属するアニエラ・ビアンカ・トレンティーノ議員及びミカエル・ロメロ議員、フィリピン・オリンピック委員会のアブラハム・トレンティーノ会長、フィリピン・スポーツ委員会のリチャード・バックマン委員長、国際体操連盟の渡辺守成会長らが出席しました。

夕食会に先立ち行われたプログラムの中で、遠藤大使からカルロス・ユーロ選手に対して、スポーツ界および日比関係に多大な貢献を果たした功績を称える「大使特別賞」が授与されました。遠藤大使はスピーチの中で、ユーロ選手の揺るぎない献身と努力により、フィリピンにとって歴史的な快挙を成し遂げたことを称賛しました。また、日本がユーロ選手の活躍に貢献できたことをうれしく思う、今後もスポーツや人的交流を通じて日・フィリピン関係をさらに強化していきたいと述べました。
これを受けて、フィリピン体操協会のシンシア・キャリオン会長とカルロス・ユーロ選手は、フィリピンにおける体操競技の普及や将来有望なフィリピン人選手の育成に対する日本政府、日本大使館の継続的な支援に謝意を表しました。また、ユーロ選手はこの特別な機会を設けてくれた遠藤大使に心からの感謝を述べました。

文化・人的交流は、日本の外交政策の根幹をなす柱であり、日本政府、日本大使館は今後もフィリピン政府、関連機関と協力し、フィリピンを代表して国際舞台で活躍するスポーツ選手の育成を目指し、スポーツ分野における協力を推進していきます。