遠藤大使のレイテ湾上陸80周年記念式典への出席
令和6年10月22日

2024年10月19日から20日にかけて、遠藤大使はレイテ州を訪問しました。
20日には、遠藤大使はパロ市にあるマッカーサー上陸記念公園で催された、レイテ州知事主催のレイテ湾記念上陸80周年記念式典に出席し、スピーチを行いました。本式典には、マーティン・ロムアルデス下院議長、ギルベルト・テオドロ国防大臣、ペティリャ・レイテ州知事、フィリピン政府関係者、日米豪の大使館関係者等が参列しました。
式典で行ったスピーチ (こちら) の中で遠藤大使は、フィリピンの国の平和、繁栄、安定、尊厳のために重要な役割を果たした、フィリピン退役軍人の揺るぎない献身と奉仕に敬意を示すとともに、現在及び将来の世代のため、戦争の惨禍を再び繰り返してはならないという固い決意を示し、日本はフィリピンと共に平和な世界を構築していく旨述べました。また、日本とフィリピンが、サン・フアニコ橋が象徴するような経済協力関係や人的交流を通じた特別な日比友好関係を築き、7月の日比外務・防衛閣僚会合「2+2」や日比RAA署名など、安全保障はじめ幅広い分野において日比協力が深化している旨を述べました。さらに、同志国とともに、法の支配に基づく国際秩序を堅持し、地域の平和と安全の促進のために堅固なパートナーであることを確約しました。


遠藤大使は19日、カルロス・ペテリィヤ・レイテ州知事を表敬し、レイテ州における日比協力の可能性について意見交換をしました。
また、遠藤大使は、日比友好道路事業の一環として1973年に建設されたレイテ島とサマール島を繋ぐサン・フアニコ橋を視察しました。