LRT1号線カビテ延伸事業フェーズ1の開業式典の開催
令和6年11月15日

11月15日、LRT1号線のカビテ延伸事業フェーズ1の開業式典が開催されました。このプロジェクトはLRT1号線をカビテまで延伸するもので、これにより、マニラ首都圏の南部エリアへの接続性を大幅に改善するとともに、交通渋滞の緩和に寄与します。フェーズ1は、そのうちの5駅について部分開業するものです。

式典にはフェルディナンド・マルコス大統領((H.E. Ferdinand R. Marcos, Jr., President of the Republic of the Philippines))、ハイメ・バウティスタ運輸大臣が出席、当館からは二瓶大輔経済公使が出席し、関係者とともに開業を祝うとともに、延伸区間の試乗を行いました。
二瓶大輔経済公使はスピーチにおいて、新駅が「フィリピンの人々の日常生活をより便利にし、フィリピンの経済発展に貢献する」ことへの期待を述べました。また、何百万人ものフィリピン人に利益をもたらす「Build Better More(BBM)」プログラムの下での日本のインフラ整備に対する日本の継続的な支援を再確認しました。
日本政府は、政府開発援助(ODA)を通じて、LRT1号線延伸における車両基地の建設や新車両の導入も支援しています。日本政府は、この取組を通じて、引き続き全線の開業に向けて支援してまいります。
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