JETプログラム参加者に向けたレセプションの開催
令和7年7月28日

7月26日、遠藤大使は、大使公邸において、JETプログラム参加者のためのレセプションを開催しました。
本年のレセプションでは、59名のALT(外国語指導助手)と3名のCIR(国際交流員)から成る62名の新規参加者を歓迎しました。また、23名のフィリピンJET同窓会(JETAA-PHL)代表者の参加も歓迎し、日本とフィリピンの文化的・人的交流の強化に対する彼らの継続的な努力を称えました。

レセプションには、シャーリー・アグルピス高等教育委員会(CHED)委員長及び髙野クレア・シンガポール事務所長等の来賓も出席し、JET参加者らの日本での新たな旅立ちを祝福し、激励の言葉を贈りました。また、JET帰国者を代表してエリエゼル・エバンジェリスタ氏が、JET新規参加者を代表してナサニエル・カピンピン氏がそれぞれスピーチを行い、JETプログラムに対する期待や熱意を共有しました。更に、本レセプションには、フィリピン日本商工会議所(JCCIPI)を始めとする我が国の団体・企業も参加し、JET参加者との交流を深めました。

遠藤大使は挨拶の中で、新規JET参加者及びJETAAメンバーへの期待を表明しました。フィリピンにおけるJETプログラムの歴史を振り返り、遠藤大使は、フィリピン人JET参加者の旅を「日比の文化交流の発展を約束する証し」と呼び、「JET参加者のエネルギーと温かさに触れ合った日比のコミュニティは両国間の緊密な関係を裏付ける象徴となっている」と述べました。

レセプションに先立ち、大使館の広報文化センター(JICC)は、6月28日に、フィリピンJET同窓会(JETAA-PHL)と協力し、オンラインでの出発前オリエンテーションと日本語学習会を実施しました。この機会を通じて、新規JET参加者に対して日本の文化や社会に関する重要な知識や情報を提供しました。
Remarks of Ambassador ENDO Kazuya at the 2025 JET Programme Fellowship Reception