令和七年日本人戦没者慰霊祭

令和7年8月15日

8月15日、ラグナ州のカリラヤ日本人戦没者慰霊園において、日本大使館主催の戦没者慰霊祭が開催されました。本年は在留邦人団体、日系人団体、日本遺族会及びフィリピン政府等から約 250 名の方々にご参列いただきました。


式典は、冒頭、マニラ日本人会合唱同好会の皆様によるフィリピンと日本の両国国歌斉唱で始まり、続いて参列者全員で黙祷が捧げられました。


 
戦後80年を迎える本年の式典では、石破茂内閣総理大臣からメッセージが送られました。次いでマルコス大統領からのメッセージが代読されました。また、日本遺族会より盛川英治事務局長が参列され、同会を代表して追悼の辞を述べられた後、在留邦人を代表して、岡本和典マニラ日本人会会長が追悼の辞を述べられました。参列者による献花が行われ、最後に遠藤和也大使が閉会の辞として、戦没者と犠牲者の方々に対する追悼の言葉を捧げました。戦後80年の節目に際し、戦争の悲惨さと平和の尊さを深く心に刻み、その記憶を風化させることなく継承していくとともに、日比間の絆を一層堅固なものにしていくべく努力を続けていく誓いを新たにしました。


別添:石破内閣総理大臣メッセージ
別添:フィリピン共和国大統領メッセージ(英文)
別添:フィリピン共和国大統領メッセージ(仮訳)
別添:遠藤和也駐フィリピン日本国大使による閉会の辞