遠藤大使による「世界平和の鐘」式典参加
令和7年9月1日

© Office of the Presidential Adviser on Peace, Reconciliation and Unity (OPAPRU)
2025年9月1日、遠藤大使は和平・和解・統合担当大統領顧問室(OPAPRU)主催の世界「平和の鐘式典」に出席しました。ケソン・メモリアルサークルにて開催された本式典には、カリート・ガルベスJr.和平・和解・統合担当大統領顧問、バントゥアス・M・ルクマン・バンサモロ暫定政府法制局長、ジャン・カルロ・ソット・ケソン市副市長、馬場隆JICAフィリピン事務所長をはじめ、多くの政府関係者や外交団が参加しました。
© Office of the Presidential Adviser on Peace, Reconciliation and Unity (OPAPRU)
遠藤大使はスピーチで、80年前に設立された国際連合の精神及び役割に触れつつ、日本が80年間平和国家として歩み、フィリピンのバンサモロ・ムスリム・ミンダナオ自治地域を含む国際社会における平和の構築に貢献してきたことを強調しました。また、持続可能な平和の実現には、関係者が将来を見据え、共通の目標のもとに結束することが重要と述べ、日本とフィリピンが手を携え、地域と世界の平和のために引き続き共に歩んでいく決意を新たにしました。
フィリピンでは毎年9月は国家平和意識月間(National Peace Consciousness Month)とされており、毎年9月1日にはその幕開けとして「世界平和の鐘」が鳴らされています。現在ケソン市にあるこの「世界平和の鐘」は、1994年に日本のNGOワールドピースベル協会より寄贈されたものです。
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遠藤大使による「世界平和の鐘」式典スピーチ