邦人に対する2件の強盗事件の発生(9月3日夜:マニラ首都圏タギグ市BGC地区及びマカティ市ベルエア地区の路上)
令和7年9月4日
【ポイント】
●9月3日(水)夜にマニラ首都圏タギグ市BGC地区、9月4日(木)未明にマカティ市ベルエア地区のそれぞれの路上において、邦人に対する拳銃のようなものを使用した強盗事件が計2件発生しました。
●在留邦人の皆様や旅行者・出張者の皆様におかれては、引き続き次の注意喚起(日本外務省スポット情報)にご留意いただき、高い防犯意識を持つようお願いします。
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcspotinfo_2025C019.html
●強盗に遭った際には、身の安全を第一に考え、絶対に抵抗しないでください。
【本文】
1 9月3日(水)夜、マニラ首都圏内の路上において、次のとおり拳銃のようなものを使用した強盗事件が2件発生しました。
(1)9月3日22:40頃、タギグ市BGC地区(被害者2名)
邦人4名がBGC内25番通りの歩道を歩行中、10番大通り付近にて、犯人Aが拳銃のようなものを被害者Aに向け、身につけていたカバンを渡すよう指示されました。被害者Aがカバンを犯人Aに渡したところ、次いで被害者Bにも同様に拳銃を向け、カバンを渡すよう要求され、同じく被害者Bはカバンを犯人Aに渡しました。その後、犯人Aは犯人Bが運転するバイク1台の後部に乗り逃走しました。
(2)9月4日未明(00:15頃)、マカティ市ベルエア地区(被害者1名)
邦人2名がベルエア地区ジュピター通り(ポラリス通り付近)の歩道を歩行中、車道側を歩いていた被害者1名の肩掛けカバンを、後方から近づいてきた犯人Aに引っ張られ、振り向いたところ銃口を向けられたため、カバンを渡しました。その後、犯人Aは後方に待機していた犯人Bのバイク1台の後部に乗り逃走しました。
2 在留邦人の皆様や旅行者・出張者の皆様におかれては、引き続き次の注意喚起(日本外務省スポット情報)にご留意いただき、高い防犯意識を持つようお願いします。
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcspotinfo_2025C019.html
(要点抜粋)
○フィリピンでは日本と異なり、許可を得れば一般人でも銃の所持・携行が認められているほか、銃器の不法所持があったり未登録の銃器・密造銃も広く出回っていたりすることもあり、銃器を用いた犯罪が多発しています。とりわけマニラ首都圏においては、次の諸点に一層御注意ください。
(1)最近の日本人が被害者となった強盗事案の多くが夜間に発生していることも踏まえ、特に夜間の徒歩移動はなるべく控え、近距離であっても車両で移動してください。仮にタクシーを利用する場合には、流しのタクシーは利用せず、ドライバーの特定やオンラインでの追跡が可能な配車サービスの利用を検討ください。
(2)徒歩で移動する際には、車と対向する側の歩道を選択し、できるだけ車道から離れた位置を歩いてください。
(3)バッグ等は車道と反対側に持つか、身体の正面で持つようにしてください。
(4)2人乗りのバイクによる犯行が多いことから、接近してくるバイクや不自然に停車しているバイクに警戒してください。
(5)ATM等で現金を引き出す際は、ショッピングモール内や警備員が配置されている場所を利用してください。
(6)レストランやショッピングに行かれる際にも極力警備員が配置されている場所を利用してください。
(7)多額の現金、パスポート等の貴重品は、必要がない限り持ち歩かないでください(パスポートはコピーの携行を推奨)。やむを得ず貴重品を携行する際には、1つのバッグに入れず分散して携行し、特に財布と携帯電話は別々に持つようにしてください。
○強盗に遭った際には、絶対に抵抗せず、生命と身体の安全を最優先に考え、落ち着いて行動してください。例えば金品の要求に応じようとポケットやバッグに急いで手を伸ばすと、反撃すると誤解され攻撃される可能性もあるので、身体を動かすことなく「ポケットに入っている」などと口頭にて説明するか、指だけで差し示して犯人に取らせるようにしてください。
また、犯人の逃走後など安全な状況となり次第、速やかに警察へ報告ください(電話の場合「911」:日本の110番/119番に相当)。最寄りのレストランや商店に逃げ込み、警察を呼ぶことも一案です。
困った際には、在フィリピン日本国大使館までお電話ください。
邦人援護ホットライン:+63-2-8551-5786
(問い合わせ窓口)
○在フィリピン日本国大使館
住所:2627 Roxas Boulevard, Pasay City,Metro Manila
電話:(市外局番02)8551-5710
(邦人援護ホットライン)(市外局番02)8551-5786
FAX:(市外局番02)8551-5785
メール:ryoji@ma.mofa.go.jp
当館ホームページ:https://www.ph.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
海外安全ホームページ(フィリピン):https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_013.html
●9月3日(水)夜にマニラ首都圏タギグ市BGC地区、9月4日(木)未明にマカティ市ベルエア地区のそれぞれの路上において、邦人に対する拳銃のようなものを使用した強盗事件が計2件発生しました。
●在留邦人の皆様や旅行者・出張者の皆様におかれては、引き続き次の注意喚起(日本外務省スポット情報)にご留意いただき、高い防犯意識を持つようお願いします。
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcspotinfo_2025C019.html
●強盗に遭った際には、身の安全を第一に考え、絶対に抵抗しないでください。
【本文】
1 9月3日(水)夜、マニラ首都圏内の路上において、次のとおり拳銃のようなものを使用した強盗事件が2件発生しました。
(1)9月3日22:40頃、タギグ市BGC地区(被害者2名)
邦人4名がBGC内25番通りの歩道を歩行中、10番大通り付近にて、犯人Aが拳銃のようなものを被害者Aに向け、身につけていたカバンを渡すよう指示されました。被害者Aがカバンを犯人Aに渡したところ、次いで被害者Bにも同様に拳銃を向け、カバンを渡すよう要求され、同じく被害者Bはカバンを犯人Aに渡しました。その後、犯人Aは犯人Bが運転するバイク1台の後部に乗り逃走しました。
(2)9月4日未明(00:15頃)、マカティ市ベルエア地区(被害者1名)
邦人2名がベルエア地区ジュピター通り(ポラリス通り付近)の歩道を歩行中、車道側を歩いていた被害者1名の肩掛けカバンを、後方から近づいてきた犯人Aに引っ張られ、振り向いたところ銃口を向けられたため、カバンを渡しました。その後、犯人Aは後方に待機していた犯人Bのバイク1台の後部に乗り逃走しました。
2 在留邦人の皆様や旅行者・出張者の皆様におかれては、引き続き次の注意喚起(日本外務省スポット情報)にご留意いただき、高い防犯意識を持つようお願いします。
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcspotinfo_2025C019.html
(要点抜粋)
○フィリピンでは日本と異なり、許可を得れば一般人でも銃の所持・携行が認められているほか、銃器の不法所持があったり未登録の銃器・密造銃も広く出回っていたりすることもあり、銃器を用いた犯罪が多発しています。とりわけマニラ首都圏においては、次の諸点に一層御注意ください。
(1)最近の日本人が被害者となった強盗事案の多くが夜間に発生していることも踏まえ、特に夜間の徒歩移動はなるべく控え、近距離であっても車両で移動してください。仮にタクシーを利用する場合には、流しのタクシーは利用せず、ドライバーの特定やオンラインでの追跡が可能な配車サービスの利用を検討ください。
(2)徒歩で移動する際には、車と対向する側の歩道を選択し、できるだけ車道から離れた位置を歩いてください。
(3)バッグ等は車道と反対側に持つか、身体の正面で持つようにしてください。
(4)2人乗りのバイクによる犯行が多いことから、接近してくるバイクや不自然に停車しているバイクに警戒してください。
(5)ATM等で現金を引き出す際は、ショッピングモール内や警備員が配置されている場所を利用してください。
(6)レストランやショッピングに行かれる際にも極力警備員が配置されている場所を利用してください。
(7)多額の現金、パスポート等の貴重品は、必要がない限り持ち歩かないでください(パスポートはコピーの携行を推奨)。やむを得ず貴重品を携行する際には、1つのバッグに入れず分散して携行し、特に財布と携帯電話は別々に持つようにしてください。
○強盗に遭った際には、絶対に抵抗せず、生命と身体の安全を最優先に考え、落ち着いて行動してください。例えば金品の要求に応じようとポケットやバッグに急いで手を伸ばすと、反撃すると誤解され攻撃される可能性もあるので、身体を動かすことなく「ポケットに入っている」などと口頭にて説明するか、指だけで差し示して犯人に取らせるようにしてください。
また、犯人の逃走後など安全な状況となり次第、速やかに警察へ報告ください(電話の場合「911」:日本の110番/119番に相当)。最寄りのレストランや商店に逃げ込み、警察を呼ぶことも一案です。
困った際には、在フィリピン日本国大使館までお電話ください。
邦人援護ホットライン:+63-2-8551-5786
(問い合わせ窓口)
○在フィリピン日本国大使館
住所:2627 Roxas Boulevard, Pasay City,Metro Manila
電話:(市外局番02)8551-5710
(邦人援護ホットライン)(市外局番02)8551-5786
FAX:(市外局番02)8551-5785
メール:ryoji@ma.mofa.go.jp
当館ホームページ:https://www.ph.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
海外安全ホームページ(フィリピン):https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_013.html