遠藤大使による日本・フィリピン経済連携協定(JPEPA)に基づく看護師・介護福祉士第28期候補生向け訪日前日本語研修開講式への出席

令和7年11月4日


2025年11月4日、日本・フィリピン経済連携協定(JPEPA)に基づく看護師・介護福祉士第18期候補生の日本語研修開講式が開催され、遠藤和也大使が18期候補生に向けて祝辞と激励の言葉を送りました。 

遠藤大使はスピーチの中で、候補者の方々の日本での人的交流は両国の懸け橋となり、日比関係の更なる強化につながると述べ、候補者らが夢を実現する場として日本を選んでくださったことへの感謝の意を表しました。加えて、この研修で得られる知識や技能は日本での成功の礎となるものであり、候補者達にこの6ヶ月間学習に十分に専念してほしい旨伝えました。 

また、移住労働者省のハンス・レオ・J・カクダック大臣、技術教育技能開発庁のミッツィ・G・サムソンーエンドリャーノ国立言語能力センター室長、国際交流基金マニラ事務所の鈴木勉所長、日本語センター財団のフィリップ・B・サンビクトーレス代表、国際厚生事業団の片岡佳和専務理事も出席しました。 

225人の候補者は、訪日前に、日本語や日本文化、日本でのマナー等に関して 6 か月間の教育を受けることになります。この研修は、国際交流基金と日本語センター財団によってオンラインで実施され、候補者は無料で受講することができます。、 

訪日後、候補者はさらに 6 か月間の日本語研修を受け、その後病院・介護施設へと配属されます。また、日本の看護師または介護福祉士の国家試験に合格することで、EPA プログラムによる就労年数満了後も日本で就労しキャリアを積み続ける事もできます。 

プログラムの詳細・アップデートについては、移住労働者省の公式 Web サイトをご覧ください。https://www.dmw.gov.ph/ 


----------------
 

Remarks of Ambassador ENDO Kazuya at the Opening Ceremony for the Preparatory Japanese Language Training (PJLT)