ASEAN+3緊急米備蓄・日本拠出米をタール火山噴火被災者へ配布
令和2年10月30日
ASEAN+3緊急米備蓄・日本拠出米をタール火山噴火被災者へ配布




10月26日、バタンガス州バラグタス町において、ASEAN+3緊急米備蓄(ASEAN Plus Three Emergency Rice Reserve:APTERR)の枠組みで日本から拠出した425トンの米の配布式典が開催されました。当館より中田経済公使、森書記官が出席したほか、ダンサル比国家食糧庁長官、プリバド社会福祉開発省局長、ディマウナハン・バタンガス州官房長官らが出席しました。拠出された米は、タール火山噴火の被災者に配布されます。
今回の食料支援を行ったAPTERRは、東アジア地域における食料安全保障の強化と貧困撲滅を目的に、大規模災害等の緊急時に備える枠組みとして、2002年のASEAN+3農林大臣会合で決定され、2019年には、北部ルソン島を襲った台風11号(フィリピン名:イネン)及び台風12号(フィリピン名:ジェニー)の被災者支援として、560トンの米を日本から拠出しています。日本政府は、引き続き、東アジア地域の食料安全保障強化と貧困撲滅に貢献して参ります。