円借款「南北通勤鉄道計画(マロロス-ツツバン)」起工式の開催
平成31年2月15日




2月15日,ブラカン州マロロス市において円借款「南北通勤鉄道計画(マロロス-ツツバン)」起工式が開催され,比側からはツガデ運輸大臣他,日本側からは羽田大使他がそれぞれ出席しました。
本計画は,マニラ首都圏の急増する人口,交通需要に対応し,都心から北方に約40kmの都市鉄道を建設するものです。その実施にあたっては,我が国は,円借款約2,400億円を供与するとともに,鉄道分野において長年蓄積した知見を活用し,協力を行ってきています。
式典において,羽田大使は,日比間の密な協力関係のもと,フィリピン政府の積極的なインフラ整備政策の推進,効率性・信頼性の高い公共交通機関の整備に協力できることを嬉しく思う旨述べました。また,ツガデ大臣からは,我が国の協力に対して,深い感謝の意が述べられました。