モロ・イスラム解放戦線(MILF)兵士の退役・武装解除式典

2019/9/10
    9月7日,ミンダナオ島マギンダナオ州スルタン・クダラットの旧政府州庁舎において,モロ・イスラム解放戦線(MILF)兵士の退役・武装解除式典が開催され,ドゥテルテ大統領,ムラド・バンサモロ暫定自治政府首相,関係閣僚,上院議員等が出席し,日本からは羽田大使,和田JICAフィリピン事務所長等が出席しました。
 
 

    式典には,4万人のMILF兵士のうち,式典までに退役した1,060人が出席し,回収された武器920丁が展示されました。式典では,退役兵士の代表に,大統領から報償金が手交されました。
 
 
 
    当日式典会場には,国連開発計画(UNDP)拠出金を通じて供与した合同和平治安チーム(JPST)向けパトロール用バイク40台が「日本国民から」と記載した横断幕と共に展示されました。JPSTは,武装解除の治安維持のためにフィリピン国軍・国家警察とMILFにより設置された治安維持部隊です。また,MILF兵士の退役・武装解除に当たっては,独立退役・武装解除機関に対して日本から供与された機材が活用されています。日本政府は,これらに加え,JPSTの駐屯地宿舎10棟,トラックなど車両25台等の供与を行うほか,生計向上支援等を通じてミンダナオ和平を継続的に支援します。