護衛艦「いせ」における第71回自衛隊記念日レセプションの開催

6月23日、遠藤大使はマニラ港入港中の護衛艦「いせ」にて、第4護衛隊群司令夏井隆海将補と共催で第71回自衛隊記念日レセプションを開催しました。
当日は、フィリピン国軍（AFP）を含む政府関係者や外交団など多くの出席を得ました。 また、レセプションの冒頭にはアニョ国家安全保障担当顧問及びブラウナー国軍参謀総長が祝辞を述べ、近年の日本とフィリピンの防衛・安全保障協力における進展を強調しました。 遠藤大使は歓迎の挨拶で、日本とフィリピンは海洋国家として地理的に近く、戦略的利益を共有していることを強調しました。また、二国間の防衛協力の深化の重要性を強調し、最近承認された円滑化協定（RAA）がさらなる協力の道を開く画期的なものであることを指摘しました。今後の展望として、現在交渉中の物品役務相互提供協定（ACSA）や将来的な情報保護協定の可能性についても述べました。

レセプション会場では、護衛艦「いせ」のスタッフが調理した料理及び大使公邸料理人の料理が振る舞われました。日本の防衛関連企業8社もブースを設け、賑わいをみせていました。

 

Speech of Ambassador ENDO Kazuya at the 71st Anniversary of the Japan Self-Defense Forces

Speech of RADM NATSUI Takashi, Commander of Escort Flotilla Four at the 71st Anniversary of the JSDF