NPOアクションの活動視察

令和7年8月28日

8月28日、小渕優子会長を始めとするJICA議員連盟メンバーは、マニラ首都圏ナボタス市のタンザ小学校を訪問し、NPOアクションの活動を視察しました。

NPOアクションは、JICA草の根技術協力の支援の下で実施されている青少年更生指導員の育成プログラムや、児童養護施設の子どもたちを対象としたライフスキル・トレーニングなど、フィリピンの子ども達、特に生活の中で困難に直面している子ども達に幅広い支援を提供しています。
 

視察では、NPOアクションの横田宗(よこた・はじめ)代表より、NPOアクションがフィリピン各地で実施している様々な活動について説明を受けた後、海外協力隊員としてNPOアクションのオロンガポ事務所に派遣されている前川未歩(まえかわ・みほ)隊員から、「チカラ・プロジェクト」と題した地域の女性を支援するための事業について説明がありました。




 
小渕JICA議連会長は挨拶の中で、日本の国際協力は、横田代表のような日本のNGOの方と連携したり、前川隊員のように海外でボランティア活動を行いたいという方をJICA海外協力隊員として派遣したりすることによって、草の根レベルにも支援が行き届き、社会のいろいろなニーズに応えることが可能となり、また、両国間のパートナーシップ強化につながっていると強調しました。また、より良い国際協力の推進のため、今回の視察で学んだ内容を参考にしていきたい、と述べました。 
 

その後、議連メンバーは同市ビコール地区の集落(バランガイ)の視察を行い、地域の子ども達が置かれた環境を視察するとともに、NPOアクションの活動の意義や地域社会への貢献を確認しました。