灌漑セクター改修・改善事業(Quezon地区)の引渡し式典

2020/12/11
 

 


   12月10日、ケソン州ルセナ市において、フィリピン共和国に対する円借款「灌漑セクター改修・改善事業(National Irrigation Sector Rehabilitation and Improvement Project:NISRIP)-Quezon地区」の引渡し式典が開催され、当館より中田経済公使、森書記官、JICAフィリピン事務所より小豆澤所長、廣澤次長が出席しました。同式典には、被供与団体である国家灌漑庁(National Irrigation Administration:NIA)のバガシン副長官、レイノソ・タヤバス市長、アルカラ・ルセナ市官房長等が出席しました。
 
   本事業では、日本政府から国家灌漑庁へ供与した61億8700万円の借款を通じて、全国11地区における老朽化した既存の灌漑施設(ダムや用水路等)を改修することにより、施設の機能を回復させるとともに、研修等による管理方法の改善(水利組合組織の強化)及び営農支援(農業機械の供与や関連施設の建設等)を行います。
 
   今回の式典を行ったケソン地区の灌漑施設は、老朽化に伴う漏水により、灌漑可能な面積が減少するとともに、用水管理が困難な状況となっていましたが、今後は、当該地域がフィリピン全土の模範となる優良な農業生産地帯となることが期待されます。