宇宙航空研究開発機構(JAXA)とフィリピン宇宙庁(PhilSA)間の協力覚書締結に係るオンライン署名式典
令和3年6月21日

6月11日、日フィリピンの各宇宙機関である宇宙航空研究開発機構(JAXA)とフィリピン宇宙庁(PhilSA)との間で、機関間協力覚書締結に係る署名式典がオンラインで執り行われ、当館からは越川大使が参加しました。同式典には、JAXAの山川理事長及びPhilSAのマルシアーノ長官が署名者として出席し、ラウレル5世駐日フィリピン大使も参加しました。2019年に設立されたPhilSAにとって、海外宇宙機関との初の協力覚書締結となりました。
JAXAは、PhilSAの設立以前より、フィリピンの政府機関、研究機関や大学等との間において、衛星データの防災分野等における利用や、フィリピンの超小型衛星のH-IIAロケットによる打上げ及び国際宇宙ステーション日本実験棟「きぼう」からの放出など個別の協力を行ってきましたが、今回のJAXAとPhilSA間での協力覚書締結により、包括的な協力枠組みが正式に構築され、今後、宇宙開発分野全般における日フィリピン協力の更なる促進と拡大を図ることが期待されます。
(関連リンク)
【JAXA】JAXAとフィリピン宇宙庁(PhilSA)間の協力覚書の締結について
https://www.jaxa.jp/topics/2021/index_j.html#news18650