灌漑セクター改修・改善事業(Solsona地区及びMadongan地区)の引渡し式典

2021/12/3
 
 
         11月24日、北イロコス州サン・ニコラス市において、フィリピン共和国に対する円借款「灌漑セクター改修・改善事業(National Irrigation Sector Rehabilitation and Improvement Project :NISRIP)-Solsona地区及びMadongan地区」の引渡し式典が行われ、越川大使が出席しました。式典にはマノトック北イロコス州知事、被供与団体である国家灌漑庁(National Irrigation Administration)のトクエロ副長官、小豆澤JICAフィリピン事務所長等が出席しました。式典に先立ち、越川大使はソルソナダム及びマドンガンダムの除幕にも立ち会いました。
 
         本事業では、日本政府から国家灌漑庁へ供与した61億8700万円借款を通じて、全国11地区における老朽化した既存の灌漑施設の改修を行います。今回の式典を行ったSolsona地区及びMadongan地区では、2地区併せて約3億ペソの事業費で、2基の老朽化したダム及び水路等の修繕が行われ、受益となるソルソナ市、ディングラス市、マルコス市の3市にまたがる約3,300ヘクタールの農地に十分な水が行き渡るようになり、農業生産性の向上及び農家の収入向上等が見込まれます。灌漑施設の修繕と併せて、施設を管理する水利組合組織の強化も行われました。

         式典の前日には越川大使はマノトック北イロコス州知事及びキーオン・ラオアグ市長との表敬を行った後、1993年にUNESCOの世界遺産に認定されたパオアイ教会を訪問しました。また、式典後、越川大使は1999年にUNESCOの世界遺産に認定されたビガンの歴史地区を散策しました。翌日はマガロン・バギオ市長との表敬を行った後、日本庭園の慰霊碑で献花を行い、北ルソン比日基金及びバギオ日本人会との面会を行いました。