フィリピン国西ネグロス州における家屋修復による台風ライ被災者支援事業 引渡式
令和4年7月25日



7月19日に西ネグロス州イロッグ町において、また翌20日に同州シパライ市において、ジャパン・プラットフォームによる「フィリピン台風ライ被災者支援プログラム」の一環として特定非営利活動法人ADRA Japanが実施する「フィリピン国西ネグロス州における家屋修復による台風ライ被災者支援事業」の引渡式が実施されました。2回の式典にはADRA Japanより青木事務局長、ADRA Philippinesよりピグノン事務局長および当館より松原二等書記官が、19日の式典にはアルバレスイロッグ町長、20日の式典にはリザレスシパライ市長が出席しました。
昨年12月16日に北スリガオ州に上陸した台風ライ(フィリピン名:オデット)はフィリピン中南部へ甚大な被害をもたらしました。ビサヤ地域に位置する西ネグロス州においても甚大な被害が発生し、多数の住民が家屋を失いました。
本事業はイロッグ町、シパライ市の計200軒の住宅を対象に、家屋修復のための資材供与および住民に対する修復技術のトレーニングを行うことにより、被災した住民が安全な生活基盤を取り戻し、さらには将来の災害がもたらす被害を小さくすることを目的としています。本事業のために政府資金29,999,992円(約1,200万ペソi)が供与されました。
i1ペソ=0.41円(7月14日付フィリピン中央銀行レート)