第22期「日本政府人材育成奨学計画(JDS)」対象者壮行会

令和6年8月16日

2024年8月16日、フィリピンの若手行政官等を対象とした「日本政府人材育成奨学計画(JDS)」22期生対象の壮行会が大使公邸で行われました。20名の今期JDS対象者は日本各地の大学院に進学する予定です。
 

JDSは、日本政府の「留学生受入10万人計画」の下、1999年度に設立された無償資金協力による留学生受入事業です。フィリピンにおいては、2002年にフィリピン政府が日本政府からの資金援助を受けて開始され、国際協力機構(JICA)実施する政府開発援助(ODA)の一環として実施しています。 このプログラムは、将来指導者層となることが期待される優秀なフィリピンの若手行政官を受け入れ、能力向上を図り、フィリピンの社会経済発展に貢献することを目的としているほか、日本のよき理解者として両国友好関係の基盤の拡大と強化に貢献することを目的としています。

 

遠藤和也大使は、JDS対象者に対して激励の言葉を伝えるとともに、彼らの学びが良い成果をもたらし、フィリピンのさらなる進展と繁栄に役立つことを期待する旨を述べました。また、JDSプログラム実施に関わる関係者に対し、フィリピンにおける継続的な実施にあたっての堅実な支援への感謝の意を表しました。

 

壮行会には著名なゲストとして、国家経済開発庁のジョセフ・J・カプーノ次官、外務省のリヤ・ビクトリア・C・ロドリゲス次長、公務員委員会のフェルナンド・M・ポリオ局長、国際協力機構(JICA)坂本威午フィリピン事務所長、デ・ラ・サール大学のヒエイダ・ベルナデット講師、そして、日本国際協力センター(JICE) の清水柚奈氏が出席しました。

人材育成奨学計画(JDS)の詳細は以下のページにも記載されています: https://jds-scholarship.org/フィリピン
https://www.jica.go.jp/information/publication/brochures/activities/jds.html