ドウシン・バヤニハン訓練を通じた日比災害対応能力の強化 RAA発効後の航空自衛隊とフィリピン空軍による共同訓練
令和7年10月10日

© Philippine Air Force
10月7日から11日まで、航空自衛隊のC-130H輸送機及び30名の隊員が、マクタン・セブ国際空港にあるフィリピン空軍の基地において日比共同訓練ドウシン・バヤニハン5-25に参加しました。

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この訓練では、9月11日に発効した日比部隊間協力円滑化協定(RAA)が初めて適用されました。更に、9月30日セブ島北部に被害をもたらした地震災害対応を支援するため、本訓練機会を活用した救援物資の空輸を行いました。これは、RAAが訓練のみならず実動の災害対応任務にも適用できる制度であることを示しており、日本とフィリピン両国の部隊間の相互運用性が向上することが期待されます。 日本は、災害対応能力を強化するための継続的な努力の一環として、日比RAAを効果的に活用して参ります。