永井博子元アテネオ・デ・マニラ大学社会学部日本研究学科長の外務大臣表彰授賞式

令和7年11月4日

 

11月3日、遠藤大使は、永井博子元アテネオ・デ・マニラ大学社会学部日本研究学科長への外務大臣表彰授与式を主催しました。学者かつ箏奏者である永井氏は、日・フィリピン間の学術・文化交流への顕著な貢献により、本表彰を受けることになりました。 

 

この式典には、鈴木勉・国際交流基金マニラ日本文化センター 所長 、フィリピン大学(UP)ディリマン校のマリア・パトリシア・ブリリアンテス・シルベストレ音楽学部長、フィリピン教育演劇協会(PETA)のメルビン・リー会長らも出席しました。 

 

 

 式典において、遠藤大使は、永井氏のフィリピン研究への貢献、そして日本研究に勤しむフィリピンの学生たちの指導、また、音楽家や作曲家としての永井氏の多様な功績を称えました。遠藤大使は、そのスピーチにおいて、永井氏の活動が両国の友好関係を真に豊かにしており、2026年に国交正常化70周年を迎えるにあたり、洞察に富む講演や感動的なコンサートを通じて、永井氏が両国国民の結びつきを更に強めることを期待する旨述べました。 

 

 
 

式典において、永井氏は、見事な箏の演奏で「 Improvisation VII: Kaibuturan 」を披露されました。 

日本政府は、永井氏が外務大臣表彰を受賞されたことを心よりお祝い申し上げます。この表彰は、永井氏が日本とフィリピンの二国間関係の強化に果たした多大な貢献を称えるものです。

----------------------------

Remarks of Ambassador ENDO Kazuya on the Foreign Minister Commendation Awarding to Dr. NAGAI Hiroko