遠藤大使による西ネグロス州訪問
令和7年12月3日
12月1日~2日、遠藤大使はネグロス島西部に所在する西ネグロス州を訪問しました。
1日は、日本の国際農林水産業研究センター(JIRCAS)と比砂糖統制庁(SRA)のサトウキビ分野における共同研究の成果報告会に参加しました。本会合にはアズコナSRA長官も出席しました。JIRCASとSRAは2022年2月に結んだ協力覚書に基づき、西ネグロス州において、強靱で気候変動に適応したサトウキビの栽培方法、品種開発等の研究を行っており、気候が類似する両国サトウキビ生産地の持続可能な発展が期待されております。
2日は、ラ・カルロタ市にあるJIRCASとSRAのサトウキビ実証試験場を視察したほか、バゴ市にある公益社団法人オイスカ(以下、オイスカ)のバゴ研修センターを訪問しました。オイスカは、環境保全活動や農村開発を世界で展開しており、1989年から西ネグロス州においても養蚕普及事業を開始しており、現在でも我が国のNGO連携無償資金協力を通じた養蚕普及を支援しています。
遠藤大使は、今回面会したアズコナSRA長官、JIRCAS関係者との意見交換の中で、引き続き日本の技術や人的、研究、ビジネス交流等により、フィリピンと日本とが気候変動下において持続可能な経済発展を目指していくことの重要性を強調しました。また、オイスカ関係者には当地における長年の活動に感謝するとともに、当該活動が地域住民の一層の生活向上に繋がることを期待する旨述べました。


1日は、日本の国際農林水産業研究センター(JIRCAS)と比砂糖統制庁(SRA)のサトウキビ分野における共同研究の成果報告会に参加しました。本会合にはアズコナSRA長官も出席しました。JIRCASとSRAは2022年2月に結んだ協力覚書に基づき、西ネグロス州において、強靱で気候変動に適応したサトウキビの栽培方法、品種開発等の研究を行っており、気候が類似する両国サトウキビ生産地の持続可能な発展が期待されております。

2日は、ラ・カルロタ市にあるJIRCASとSRAのサトウキビ実証試験場を視察したほか、バゴ市にある公益社団法人オイスカ(以下、オイスカ)のバゴ研修センターを訪問しました。オイスカは、環境保全活動や農村開発を世界で展開しており、1989年から西ネグロス州においても養蚕普及事業を開始しており、現在でも我が国のNGO連携無償資金協力を通じた養蚕普及を支援しています。

遠藤大使は、今回面会したアズコナSRA長官、JIRCAS関係者との意見交換の中で、引き続き日本の技術や人的、研究、ビジネス交流等により、フィリピンと日本とが気候変動下において持続可能な経済発展を目指していくことの重要性を強調しました。また、オイスカ関係者には当地における長年の活動に感謝するとともに、当該活動が地域住民の一層の生活向上に繋がることを期待する旨述べました。


-end-