遠藤大使によるサイバーセキュリティ関係フォーラムへの出席
令和7年11月21日

11月20日、遠藤大使は、「サイバー強靱性の強化: アプローチ、対応策、実践的行動」フォーラムに出席しました。ストラットベース戦略国際関係研究所が主催する本フォーラムは、マカティ市のザ・ペニンシュラ・マニラ・ホテルで開催され、ヘンリー・アグダ情報通信技術省(DICT)大臣も出席しました。

「サイバー強靱性強化」をテーマにした本フォーラムには、フィリピン政府・軍・学界・民間企業の代表者、サイバーセキュリティ専門家、外交団が集まり、インド太平洋地域において増大するサイバーセキュリティリスクや、同地域のサイバーセキュリティ向上に向けた国境を越えた協力強化の必要性について知見を共有しました。

遠藤大使はスピーチの中で、我が国がフィリピンを含むASEAN地域におけるサイバーセキュリティ能力の向上に向けた取組を推進していることに触れた上で、「サイバー攻撃への具体的対応策、国際協力・連携、能力構築に関する深い議論が、我々の共同の取組を強化し、全ての人々にとっての自由、公正、安全なサイバー空間というビジョンの実現に寄与することを確信しています」と述べました。
本フォーラムでの議論を通じて得られた知見は、自由で開かれたインド太平洋を通じて、地域の平和、安定、繁栄を促進するという共通のコミットメントを改めて示すものです。